千上舞桜です。
・モデルやダンス経験を経て波乱の学生生活を終えた後に声優養成所に入所
・やっぱり踊りたくて自主退所
・前屈できない系ダンス経験者
・それでもどうにか踊ってきている
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この度、3月23日(土)と3月24日(日)に
「一般社団法人 ダンス教育振興連盟JDAC（ジェイダック）」様主催の「ダンス指導研修会I・II」に参加させて頂き
JDAC認定ダンス指導員初級と2級を取得いたしました。
こちらは研修会に出席で取得できるものになりますが、今後上位資格を目指していくにあたり、私が初心に戻れるようにまとめてみようと思います。
研修会に参加したきっかけ
踊ろうとしない自分が嫌になったためです。
夜間週末講座から2年半お世話になった「総合学園ヒューマンアカデミー横浜校パフォーミングアーツカレッジ」を卒業した後、当時在籍していた裏方の部活として公演のお手伝いをする機会がありました。
在籍中から連続する学年のお手伝いはあったのですが
例：6期生は5期生の卒業公演と7期生の進級公演を手伝う
進級公演ではクラス別のダンス発表、卒業公演では劇中ダンスがある
本来であれば卒業式前に後輩の進級公演が、コロナ禍の影響で私達の卒業後に行われました。
当時私は声優事務所の養成所生となっており、外部活動と掛け持ちは御法度な状態だったため、受付以外の裏方はお忍びでこっそりお手伝いでした。
その後も裏方やお客さんとして後輩の公演に足を運ぶ内に現役生に元気付けられて
どうして私は踊っていないのだろう
という気持ちが強くなり、ネットサーフィン中にたまたま見つけた研修会に参加を決意しました。
※研修会の内容は公表できかねるため、記事の最後に貼る公式サイトURLより公開されている内容をご確認ください。
そもそものダンス歴
ズバリ！○年！
と言い切れる踊り方をしてきていないので本当に回答に困るのですが、初めて踊ったのは11歳です。(小学校のクラブ活動から数えるなら10歳)
同級生が通っていたスクールに通い始め、HIPHOPに触れました。
1ヶ月で首のアイソレーションを出来るようにという課題をクリアすべく、毎日洗面所の壁を腕で押しながらどうにか形にした日々。
1年経った頃には数ヶ月後に中学受験が迫っていました。塾の色々な講習が増えてくる時期にクラス降格が重なり、発表会後そのまま一度スクールを離れることになりました。
基礎が不十分で、かっこいい魅せ方も分かっていない状態。
降格は不自然なものではありませんでしたが、食らいついていけずに終わってしまった約1年間に、もちろん未練はタラタラ……
歌番組を見る度に、知り合いが出ているわけでもないのに言葉にできない悔しさが込み上げていました。
部活動に身を任せた5年間の後、引退を前に退部を決意したのはやはり踊りたいからでした。
そこから4年ほど、別店舗と母校の特別カリキュラムで再び同スクールにお世話になりました。
自身で入会していた2店舗の先生方とは数年に一度ですが現在も連絡を取り合っています。
気持ちを押し殺していた1年1ヶ月
もどかしさ
前述の通り、私や同期は既に事務所や養成所に在籍している状態でのお手伝い参加でした。
私の心情を言葉で表すならば
前を向いていかなければならない時期に、古巣の輝きに憧れる
というもどかしい気持ちでした。
もどかしさを感じざるを得なかったことには理由があり、Threadsで書かせて頂いた「根性論が使えなかった時期」にも繋がっていきます。
何をしに来たのか？
養成所生として入所が決まり、養成所担当の方と連絡を取り合っていた時に
今やっている活動を続けたいならこの事務所ではないと思う
何をしにこの事務所に来るか考えてみて
というお言葉をいただきました。
今思えば、新人声優を養成する場で
モデルやダンサーとして……
なんて自己PRと同じことを話したら当たり前の対応だと思います。
そこからは、変な波を立てないように……と「過去の私」を忘れるつもりで、養成所と同時にスタートした事務の仕事の最中も「新しい私」を生きることに専念しました。
息抜きで踊ることはもちろんありましたが、活動用SNSも閉鎖している中で公開できる場とすれば、親や友達に送りつけるという自己満足なやり方でした。
練習時間を作らない
趣味でダンスを踊っていたことから少々矛盾した見出しになりますが
・養成所生とはいえ事務所の商品であること
・自分が目指すべきもの以外を排除する
そのために選んだやり方が、「プロダンサーになるための練習時間を作らない」でした。
戻ってはいけない
忘れなければならない
という過剰な自己暗示の結果
経験させて頂いた現場の半分くらいの記憶が飛んでいた時期もありましたが、結果的には本当に好きな気持ちに気が付けたので良かったと思います。
今プロフィールに記載している経歴は、とある所に書き残してあったものから復元したものです。
これからどうするの？
上位資格を目指して試験を受け続けていく予定です。もちろん、弱肉強食の世界で資格が全てではないことも承知しています。
それに伴い、6月に行われる「ダンス教育指導士」「認定ダンス指導員準1級」以上の取得を目標に、絶賛お勉強中です。
インストラクターとしてのお仕事を表立ってはしていないためまだまだ知らない世界の方が多いですが、これを機にもう一度ダンスが好きな自分を認めてあげようと思います。
最後に
見事に後輩の影響を受けた私でしたが、自分の好きに向かって分かりやすく行動した月となりました。
親族の影響を受けた、いつからでも目指せるという考えを持った活動休止前の自分に戻れた期間でもありました。
たまたま見つけた研修会。昔から視野を広げていればもっと早く辿り着けたかもしれない、私の知らないスタート地点。
今ダンサーとして活躍している方々のスキルに満たないことの方が多いですが、その辺の人と比べたらやたら踊れるという停滞した現実から抜け出す第一歩を踏み出せたのかなと思います。
最後の最後に。
改善に向けて精進していきますが
ちがみが前屈できないのは腕が短いから
今後もぜひ忘れずに覚えておいてください。
to be continued…?
最後まで読んでくれてありがとう✨
一般社団法人ダンス教育振興連盟JDAC（ジェイダック）
https://www.jdac.jp/
