千上舞桜です。
・2025年1月半ばより膝の怪我で入院し、3月1日に退院。
・2025年7月半ばより、右膝の予防手術のために入院。
・病院名や医師名を伏せた上でリアルな表現を使用します。ご注意ください。
・表現者さんや身体を動かす職種の方への参考になれば幸いです。
こちらの続きです。
右膝反復性膝蓋骨脱臼の予防手術編です。
起床後
点灯時間になったら手術着に着替えます。
肌着などは身に着けず、下着に浴衣を着ている状態です。朝食を摂れないのでそのまま二度寝しました。
8:30頃に手術の付き添いで母が到着し、8:50頃にエレベーター前で合流しました。
というわけで、そのまま歩いて手術室まで向かうことになりました。
エレベーターでは笑顔でいたものの、やはり緊張や不安はあることを母や看護師さんと話し、手術室手前で母と別れます。
ひんやりとした手術室。個室の手前で待機時間があり、バスタオルを毛布代わりにして担当の皆様と雑談タイムで気を紛らわせました。
手術室に自力でやって来る患者さんが他にも数名いらっしゃり、ひとりじゃないと少し安心。
前回の入院中で約1ヶ月過ごした病室は眼科の患者さんの入れ替わりが多く、ほとんどの方が自力で向かっていたことを思い出しました。
手術室
一番奥まで歩いて行き、手術台に寝そべります。横を向いてしまうと他の手術室が見えてしまうため、とにかく足元に気を付けていました。
「ダンス中に崩れるように受傷」という状況確認の文言、何回聞いただろう。実家のような安心感(?)
今回は予防のための手術のため状況は異なりますが、右膝もそうなりかねなかったことは事実。片足ずつの手術という選択ができて良かったです。
おそらく主治医のお気に入りなのであろうクラシックが流れている手術室がどこか懐かしく感じました。前回はベッドでしか移動ができなかったため、裸眼とはいえしっかりと景色を眺められたのは初めてでした。
ご挨拶を済ませて酸素マスクを置かれると、大きく息を吸って吐いてを繰り返し呼吸をしていきます。
今の麻酔じゃなかったんかい。
3回目にして初めて知った衝撃の事実。
それほどまで前回は余裕がなく、患部からの発熱で朦朧としていたようです。熱くて眠たくて仕方なかった、左膝パイセンの手術。
ということで、今度こそ麻酔が入っていきます。不本意ながら慣れてしまった工程とはいえ、不安な気持ちは拭えないものです。
お兄さん(初めましてではないような気がした)の手を握らせて頂きました。少し経つと手首がひんやり冷たくなってきて眠気に襲われます。
目が覚めたら膝が頑丈になっている。
痛いのは全部終わる。
無事、落ちました。
今回も本人的には一瞬で終わりましたが、9:00頃(少し遅れた?)の開始から3時間程かかっていたようです。
暑い?寒い?眠気は?(笑)
なにわろてんねん。
さて、前回わがままお嬢様と化してしまった術後のお時間です。
結論から申し上げますと、今回はひたすら寒かったです。
お布団に包まれたおねんねスタイルで手術室を出て、母と再会しました。しかし、眠くてほとんど覚えていません。
昼夜逆転作戦の効果があったかと思いきや、息苦しさと閉塞感がより強く、看護師さんがおっしゃっていた「体力が奪われるため逆効果」の意味がわかりました。
エレベーターに乗る直前で記憶が途切れており、気が付いたら病室で3時間の酸素マスクタイムが始まっていました。どうやら電気毛布を入れてくれていたらしい。

































